5月31日、嵐のラストライブがありました。
もともとファンクラブに入っていたけれど、活動休止のタイミングで退会してしまっていた私。それでも今回は一般チケットで視聴できることになって、家族みんなでテレビの前に集まりました。
画面の向こうに5人が現れた瞬間、気持ちが一気にあの頃に戻っていく感覚。いつの間にか手には団扇。気づいたら全力で振っていました。
まめ、逃げる。
最初に異変に気づいたのは、まめの姿が見えなくなったとき。
探したら、おばあちゃん(私の母)の背中にぴったりくっついて隠れていました。
…団扇、そんなに怖かったかな。
その後も何度か興味津々で近くまで来るのですが、私が団扇を振るたびにすたこらと逃げていく。来ては逃げ、来ては逃げ。まめにとって、この夜の私は「なんか様子がおかしい人」だったようです。
ひなは、冷めていた。
一方のひな(12歳)はというと。
騒ぎには一切加わらず、少し離れたところから冷めた目でこちらを見ていました。
「すん」という表情、伝わりますか。あの、何も言わないけど全てを語っている顔です。さすが人生の先輩、動じません。
ライブが終わっても、まめは来なかった。
5人の歌声に泣いたり笑ったりしながら、ライブはあっという間に終わりました。
興奮が少し落ち着いて、「まめ~」と呼んでみても、来ない。まだ根に持っているのか、距離を置かれたまま。
そうか、そんなにびっくりさせてしまったか。ごめんね、まめ。
でも、泣いていたら来てくれた。
嵐のメンバーが最後のコメントを話し始めたとき、気づいたら泣いていました。
そのとき、そっと体が寄り添ってきた。
まめでした。
団扇には怖くて近づけないくせに、涙には黙っていられないらしい。何も言わず、ただそこにいてくれる。それだけで、なんだかもう十分でした。
嵐のラストライブは、まめと一緒に泣いて終わりました。
ファンクラブを退会してからずいぶん時間が経ったけれど、また会えてよかった。そしてこんな夜に、そばにいてくれるまめがいてよかった。
ひなはきっと、今もどこかで「すん」としていると思います。
嵐のファンでよかった、と心から思います。
そしてこんなふうに、泣いている私にそっと寄り添ってくれるまめがいる。それだけでまた泣けてくる。
まめ、ありがとう。


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